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小原流いけばなの形式と構成について

小原流いけばなでは表現の基本になる構成として、
「かたち」と「花型」があります。

花意匠では「かたち」、
盛花・瓶花では「花型」が
下記の通り制定されています。
それぞれで役枝の基準の長さ・
挿し位置・角度が定められています。

花意匠 かたちの基本 たてるかたち
かたむけるかたち
かたちの展開 ひらくかたち
ならぶかたち
まわるかたち
よそおい
盛花 直立型
傾斜型
観水型
瓶花 傾斜型
直立型
下垂型
花舞 自由にいける「自由表現」

小原流の花についてはこちら>>

花材の特徴を見つめると、どの表現形式がふさわしいか決まります。
その形式に従って、最も美しい表現ができる長さ・挿し位置が決まります。
小原流では、この基本のスタイルを
「かたち」・「花型」として教授しています。

「かたち」・「花型」を構成するうえで、
基礎になる枝として、主枝・副枝・客枝の
3役枝があります。
(花意匠では、主枝・客枝の2本のみの場合もあります)
また、役枝以外に使われる花材を中間枝と呼びます。
中間枝は役枝を補い、肉付きを与えて、
「花型」を充実させ、動きを与える役目があります。

挿し口が決められ、役枝・中間枝の位置が決まると、
花材はそれぞれの正しい位置と正確な寸法、傾斜角度でまとまります。
それぞれの「かたち」・「花型」の特徴を理解し、
花材を有効に使うことで美しい表現ができるようになります。

花舞は他の花型とは違い、
自由な花材選択で、相互の立体的な美しさを求める表現です。
こちらは、特に挿し位置や角度などは決まっていません。

また、現家元が新しく発表した「花奏(はなかなで)」は、
挿し口の3点と先端の3点が不等辺三角形を描き、
さらにどの方向からみても立体的な美しさを求められる花型です。
立体的な交差はとても難しく、
スッキリ美しく活けられるまで時間がかかりそうです。
こちらは私もこれから勉強したいと思います。

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