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「花奏」デモンストレーション

こんにちは。ネットいけばな教室|Flow-artの野村豊晶です。
2015年5月9日、大阪の小原流研修館で開催された地区別教授者研究会。
この最後に家元による「花奏」のデモンストレーションがありましたのでご報告。

「花奏」の基本構造

20150509地区別教授者研究会「花奏」
【花材】丹頂アリウム・旭葉蘭・レザーファン・ソリダコ・カーネーション

役枝の取合せは主・副・客が全て同じでも異なっても良いという自由さがあるものの、線の美しさを強調するには選ぶのが大変です。
家元は実際に手に持って、足位置を合わせてどの線が良いか選ぶようにと仰っていました。
今回は丹頂アリウム2本、旭葉蘭1本が役枝です。

【役枝の長さ】
主枝:(器の直径+高さ)×1.5
副枝:主枝ど同寸~3/4
客枝:主枝の3/4~2/3
ここで目からウロコ!
「花奏」では主・副・客の違いは長さだけで、どの位置に主枝がくるという決まりはありません。
実際に、客枝の予定だった旭葉蘭はあまり短くできず、副枝と呼び名が変わりました。

基本的な挿し方は、花留から器の内側に向かって傾斜させ、役枝3本が1組になった立体的な交差の美しさを見せるということ。
一見、「多面性」だと思うのですが、実は「正面性」で生ける花型。
ただ、立体構成上、中間には後ろ向き(少し引く)も必要だそうです。
足元は花意匠的な考え方で生けると良いとのことでした。
そして、この花型は小さく生けることは可能ですが、大きくするのは難しいため花展向きではないとも仰っていました。

20150509地区別教授者研究会「花奏」横から
こちらは横からの写真です。
結構スッキリしていますよね。
今回の役枝は線のスッキリした花材なので良いですが、枝ものや葉が多いものは難しそうです。
葉蘭は曲線を出すために「ためて」らっしゃいましたが・・・
「僕、これ得意じゃないんです。どうしたらうまく出来ますか?」と家元。
担当の講師の先生からは「練習あるのみ」と返ってきました。
コツを掴むにも練習なんですね☆

今回はこのデモンストレーションを見たくて参加したようなものですが、とても勉強になりました。
来年はもっと勉強してから参加したいと思います!

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